Zu Audio & Loudspeakers
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ZU社代表のAdam Decaria氏訪日のご報告 2007.3.26~29 |
ZU社代表のAdam Decaria氏が訪日しました。2005年にSean Casy氏が訪日して以来ですので2年ぶりになります。
■3/26(月)
ZU社Adamと田園調布へ引っ越したStudio migmigへ訪問しました。
AdamからStudio migmig用特別ケーブルが手渡され、マイクや録音技術、セッティングに関して意見交換されました!次回作はZUケーブルを使用してレコーディングされる予定です。その様子を「サウンドデザイナー」誌が取材してくれました。
アダムと佐藤氏 |
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新migmigの様子 |
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■3/27(火) 佐藤さんと荒谷さんが通った日吉のヤマハ音楽院に訪問。
スクールの許可を得て「月間ステレオ」誌の取材。評論家の村井裕弥先生がインタビュー。
ZU社の歴史、個性、製品のコンセプト等が取材されました。
午後は村井先生宅にお邪魔し、システムの試聴、情報交換を行いました。
■3/28(水) 秋葉原の音元出版に訪問しました。
評論家の林先生に取材頂きましたが、個人的にZUに大変興味をもっていらっしゃるとのことから、熱心な取材となりました。MOBIUS2も気になっている様子。荒谷氏の生演奏も披露され同氏のプロモーションにもなりました。
午後はアクセサリー館をお借りして、ZU待望のスピーカー「Druid Mk4」のセッティングと試聴を行いました。
写真の「Druid Mk4」 色はマセッラッティブルー。
従来のスピーカーのセッティングと異なり、部屋のコーナーに設置する想定で設計されています。それにより素晴らしい定位感と、部屋をより広く使うことが可能です。何も足さず、何も引かない、驚くべき自然な音色!しかもエネルギー感溢れる素晴らしいパフォーマンスです!詳しいスペックと価格は後日発表します!
■3/29(木) ミーティングの様子
スピーカーの思想、ノウハウについて詳しく説明
この春の新製品のひとつに「druid credenza」というスピーカーがあります。話題のオールインワンコンポに目を向けた製品で、オーディオ銘機賞特別賞を受賞したAURAのNOTEとセット提案されています。こちらの発売もお楽しみに!
ZU社の、現状に留まらない常に新しい製品開発、姿勢には共感します。
ZUのBlog Spotにも今回の紹介が載っています。
ZU社代表のショーンケイシー氏訪日のご報告 |
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2005.4.20 |
過日ZU 社プレジデントのショーンケイシー氏がプロモーションの為訪日いたしました。短期間の滞在でしたが勢力的に都内のオーディオ専門店に足を運び日本市場の情報収集をされていました。日本のユーザーに今何が求められているのかパシフィックオーディオスタッフとも意見交換することができました。
結果として現在はオーダーケーブル1本から迅速な対応ができる様になりました。新パッケージやスピーカーシステムの提案もあり、今後も目が離せない注目ブランドです。ご要望があれば「どんなケーブルでも作る」ということですので、取扱い販売店へご相談ください。
■音元出版社にてオーディオ評論家の井上千岳先生と会談。企業秘密であるケーブルの内部構造やB3テクノロジーに関しても詳しい図解説明がありました。同社のポリシーでもあるコストパフォーマンスを念頭に置いた場合、優先順位はケーブル自体に大きくウェイトが掛けられています。プラグは決して高価な物ではありませんが、音質に影響の少ない物をアジアの工場に注文しているそうです。生産技術に関しては専用のマシンが必要となる為、米国ユタ州の工場で生産されます。
■ステレオサウンド社にて取材。小野寺編集長曰く、「製品を把握する上で一番重要なのは設計者とお話することです。」 ショーン氏はキンバーケーブルやタロン・オーディオ、ワサッチ在籍時代は勿論、ZU CABLEにおいてもケーブルデザインを手掛けていますので、両氏の会話も充実した内容となりました。
日本国内ではテスト導入中のスピーカーシステム「DRUID-DARK(ドルーィドダーク)に関しては同じくショーン氏設計となります。まず個性的なスタイルは目を引きます。興味深いのは底面にある排気システムです。このシステムでは低域は出ないという想定を覆す内容です。このシステムは同氏の趣味でもあるモーターサイクルの雑誌「サイクルマガジン」に関係する知人のローングライビーという方の考案をパテント(許可)を取って採用したという排気システムだそうです。この力強い低域は魅力です。
その他の特徴は「効率が良い」「帯域が広い」「サービスエリアが広い」「クロスオーバーネットワークが無い」等です。
■ZUのスピーカーシステムの音は大変個性的です。テスト導入のスピーカーの調整を行うショーン氏はオールジャンルOKと自身満々です。ユニット先端の尖がりは危険という指摘もありましたが、後日ガードを兼ねたグリルが送られて来ました。ご要望があれば導入はいつでも可能です。最後に販売店のオーディオユニオンお茶の水アクセサリー館へ立ち寄り記念撮影。
一番印象的だったのは、「ZUはこれからもアンダーグラウンドで活動して行く。」という同氏の言葉です。会社が大きくなればなるほど、自分の求めている製品作りが困難になるとのことです。共感しました。
Zu Audio 製品情報
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