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ACCURATE SOUND WAVE
Studio migmig 佐藤貢
アーティストとエンジニアの距離の無いレコーディングを目指す敏腕プロデューサー。実体験からなるオーディオの知識も豊富。
ASW GENIUS100 試聴レポート
今回ASWスピーカー『GENIUS100』を使用できる機会を得たので、Studio migmigに持ち込んで使用してみることになった。大きさはヤマハの『NS10M』を少し細身にしたような感じでニアフィールドモニターとして調度良く、スタジオでもセットし易かった。
実際に音を出して見ると、このサイズのスピーカーから出ているとは思えない程のローエンドの伸びと、濁りをまったく感じないストレートな高音に驚いた。周波数特性が広いだけではなく、細かな部分の解像度がとても高いので隅々までストレスなく見渡せるのは気持ちが良い。
『GENIUS100』をテスト使用している期間中にも色々なレコーディングセッションがあったのでそのまま使うことにした。その中でコンデンサーマイクロフォンを13本テスト視聴する企画があり、ボーカルとアコースティックギターをそれぞれレコーディングし聴き比べを行ったのだが、『GENIUS100』はマイクロフォンの音色の違いをとても判りやすく鳴らし分けてくれて助かった。具体的にはボーカルの距離感や口の動き、アコースティックギターの倍音の含み方や、6本の弦の響きのバランスなどの違いなどを適切に見分けることが出来た。
レコーディング作業でモニター環境に求められる事は、今演奏されたテイクがどのように収録されているかを正確に確認できることだ。その点で『GENIUS100』は解像度の高さと確かな表現力があり道具としてとても使いやすいものだと言えるだろう。
実際にはオーディオファイルで使用する人の方が多いと思うが、ホームオーディオでこのスピーカーを使えば、音楽ソフトに入っている情報をより多く聴き取ることが可能だ。また使用するプレーヤーやアンプ、ケーブル類の音色の違いにも敏感に反応するので、色々なセッティングを楽しめることだろう。
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